
さて、編集部から出されたテーマですが『この秋は自然派!』でいくそうです。いったいどこに行くのかは知りませんが・・・(笑)。
そういえば六本木のテーマも一つは自然派でしたね。
そうそう、もう一つはボルドーのグラン・ヴァン。
プリューレ・ロックのNSGクロ・デ・コルヴェ1998、あれは良かったですよね。仕入れも保管も気を遣っているのが判りますよね。
さて、今なぜ自然派なのでしょうね?
『自然派を飲む』ということは『造り手を知る』ということですよね。何度もワインブームが来たおかげで、ワインを良くご存じの飲み手が多い日本では、今は造り手に想いを馳せながら飲むのがワンランク上のワイン通なのじゃないでしょうか?それから、少しだけ地球に良いことをしているっていう意識もあるし。
そうですね。ちょっとだけでもワインの知識を持って頂き、地球にやさしいワインを飲んでもらえるとうれしいです。

でも自然派生産者の畑の写真を見るとがっかりする方が多いですね。
そうそう、そうなんです。テレビの番組や、ワイン本に載っているブドウ畑の写真とはかけ離れた光景ですもの。
小石がゴロゴロ、時期によっては草ぼうぼう・・・(笑)。
虫だらけ・・・(笑)。
野生の小動物がうろうろ・・。
畑の作業や農具を運ぶのはロバ・・。
えっ、ロ・ロバですか?
お馬さんもいますよお。
ボトルやラベルから来るファッショナブルなイメージとは大違いですね。
でも生産者の皆さんはとても真面目な方が多いです。
それは、仕事が丁寧である、という事につながりますね。
そうそう、広大なブドウ畑の雑草を手で草むしりとったりしてるんですから、マジメじゃないとできないですよ。ですから『美味しい』と感じる方も多いのでは?否定派もいらっしゃいますけど・・(笑)。
マダムルロワは自然派ワインについて“産地の風土に合ったワイン、その土地のすべてが表現されたワイン”と語っています。またニコラ・ジョリーは“私は常に自然のアシスタントとしてワインをつくっている”(参照:料理通信)と・・。
価格やブドウの品種を選んで飲むスタイルから、生産者の顔を見て飲むのが新しいワインスタイルになると思いますね。造り手のそういった考えに賛同してワインを愉しむってカッコイイですね!
ワイン誌や料理誌などで特集を組まれたり、テラダ・ワイン・セレクションでも特集で紹介して選びやすくもなっています。
制度も確立されてラベルにABやECなど記載している場合も多くて私たちにも選びやすくなってきましたね。
本日もいくつか自然派と呼ばれるワインを選んでいただきましたが、テイスティングしてみましょうか?
わーっ、待ってました。楽しみ〜。
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