
毎年6月にフランス食品振興会が六本木ヒルズ他で開催する有料イベント。有名シェフが造るアペリティフやワイン、フランス産食品などが飲食できる。08年は近藤と露木が寺田ブースで試飲を行った。
アルゼンチンを代表する白ワイン用の地場品種。対談打ち合わせの雑談で、市販しているのを見つけた露木が購入して飲んだことを近藤に伝えたところ、「安い」の単語に反応して早速買いに走ったらしい。
近藤が買いに走った「WINE&DINE・上野駅店」。JR東日本の経営なので駅中にあり、話題のワインやチーズを置いている事からサラリーマンやOLに人気のショップ。駅構内のとある階段の裏にあり、なかなか見つけられない。
スペイン産のスパークリング・ワイン。シャンパーニュと同様に瓶の中で発酵を促す伝統的なスタイルで造られる。シャンパーニュと比べ半額程度で購入できるが、その割には高品質なものが多くプロも重宝している。
ワイン関係者は重いワインボトルや分厚いワイン関係書を何冊も購入して持ち運んだり、また自宅の在庫を確認したり、セラーへ出し入れしたりと、始終重いケースや木箱などを動かしているので女性でも力持ちが多い。
明確な定義は無いが、天からの恵みである葡萄を原料にしてワインを造るのだから、安心安全、そして自然界にも貢献できる方法で造ろう、という意識を持ちワインを造っている人たちを「自然派」と称している。→詳しくは『ワインにおける自然派の定義』を参照
1855年のパリ万国博覧会の際に制定されたボルドー・メドック地区の格付けに記載されているワインを中心に、サンテミリオンなど右岸を含め、一般的に「偉大なボルドーワイン」と認められているワインの総称。
ワイン業界のサラブレッドと呼ばれるアンリ・フレデリック・ロック氏所有のドメーヌ。 氏はロマネ・コンティの共同経営者でもあり、ワインは次時代のロマネ・コンティになると期待されている。詳しくはテラダ・ワイン・セレクションのページを参照
エヌ・エス・ジーと発音。ブルゴーニュのニュイ・サン・ジョルジュ村の略称で、村名がそのままワインの名称にもなっている。ピノ・ノワール種のブドウから造る赤ワイン。特級は無いがしっかりした高品質が多い。→詳しくはテラダ・ワイン・セレクションのページを参照
「アペリティフの日」の寺田倉庫のテーマだった。本物のワインファンは、ワインの味や価格、うんちくだけを語るのではなく、保管場所や保管方法、また運搬方法も充分にケアしているという意味。
ワインの生産者の事。一般的にはブドウを栽培する「栽培家」と、そのブドウからワインを造る「醸造家」、あるいはその両方を兼任する人々を指すが、業界では敬称に近い呼び方。 大手ワイン企業の社長は造り手とは呼ばない。
なにかがきっかけとなり、ワインが急に売れだしたり、人々の話題になることがある。近くはポリフェノールが流行語にもなった第六次(1997-1998)ワインブーム。
| 第一次 (1972年) | 本格的なテーブルワインが日本市場に現れる。 「金曜日はパン買って・・ワインを買って、帰ります♪」のテレビCMが登場。 |
|---|---|
| 第二次 (1978年) | 国産ワインメーカーが1,000円ワインを売り出し消費が拡大。 |
| 第三次 (1981年) | 国内のワイン生産者が一升瓶などに入れた「地ワイン」を売り出す。 地ウイスキーなども登場し地方の時代が叫ばれた。 |
| 第四次 (1987-1990) | ボジョレー・ヌーヴォーと高級ワインブーム。 銀座のとあるクラブでは「ピンドン」(ドン・ペリニヨン・ロゼ)が夜ごと3ケースづつ消費されたとか? 多くのワイン誌、雑誌、書籍も登場しワイン誌ブームでもあった。 |
| 第五次 (1994年) | 国産、輸入ともに「ワンコイン(500円)ワイン」が登場。低価格ワインブームに。 |
| 第六次 (1997-1998) | 赤ワイン、ポリフェノール、フレンチ・パラドックス、カルトワイン、 などをキーワードに輸入高級ワインがバカ売れ。 |
ワイン産地を訪れたファンは必ずと言ってよいほど「葡萄畑」の写真を撮る。畑の写真を見れば、畑そのものが良い立地か、生産者はどのような考えで葡萄を栽培しているか、などのヒントを得ることができる。
自然派の生産者たちは、伝統的な紋章と古いロゴの文字を使ったラベルより、前衛的、芸術的なラベルを好む傾向があり、ネズミの絵、ブタの絵のラベルや、ボトルに直接ワイン名をプリントするケースなどもある。
ビオロジックで生産したワインの「ひとつの特徴」として「還元香」≒「ビオ臭」を持つワインがあげられる。還元は酸化の反対で、ボトル内の酸素が減少し極端な酸素不足による還元状態になると硫化水素が発生しやすくなる。硫化水素の臭いはキャベツや卵が腐ったような、やや不快な香りを持ち「田舎の香水」とも称される。この還元香は、グラスに注ぎスワリングしていると感じなくなるケースがほとんど。
筆者は田舎育ちなので、この香りも「自然の香り」の一つと感じるが、中には「う○○の匂い」として忌み嫌う方々もいることは事実である。売れっ子「おちゃらけ」ワインライター氏が否定派の一人であることは有名。
また、ビオディナミを提唱したシュタイナーは、宗教、学説、人種差別問題など各方面で賛成派、反対派を持つことや、ビオディナミ農業では極端に宗教がかった儀式のもとで、プレパラシオンという自然調合薬を畑に埋めたりすることも「否定派」をつくる要因にもなっている。
元ロマネ・コンティの共同オーナーであり、現在はドメーヌ・ルロワの総帥、ラルー・ビーズ・ルロワ女史のこと。ワイン造りに一切の妥協をしない「完全主義者」で、自然派の重鎮であり、世界中に崇拝者や弟子を持つ。
「サヴァニエールの異端児」とも言われたビオディナミの申し子。フランス五大白ワインの一つ、クーレ・ド・セランをはじめ、優良なロワールワインを産出している。
「サヴァニエールの異端児」「変わり者」とも云われるビオディナミの申し子。彼の造るロワールの白ワイン「クーレ・ド・セラン」Coulee de Serrantは、抜栓後2-3日経過したほうが「美味しくなる」と言われ、数年前の来日時に実験試飲したこともある。
筆者もこのワインを自宅で飲み、抜栓直後より数時間置いた方が美味しかった経験をもつ。翌日や3日後以降も確認したかったのだが、なぜか既に空き瓶となってしまったため、その後の実験ができなかったのが残念だ。
ジョリー氏はジスカール・デスタンやジャック・シラクを輩出したフランスの最高学府である国立高等商業学院(ENA)を卒業後、米国コロンビア大学院で経営学修士号(MBA)を取得、ウォ-ルストリ-トの超名門モルガン銀行(最近日本の銀行が筆頭株主になったが)で化学薬品工業への投資部門の責任者を務めていた。自然農法の第一人者である現在の彼とは、全く反対の立場にいたことになる。
1976年に米国より帰国、葡萄栽培の見習をはじめた。当初は、他の農家と同じように除草剤や化学肥料を使って栽培していたのである。しかし畑に昆虫や小動物がいなくなり、土壌も明らかに変質しているのに気づいた彼は、ルドルフ・シュタイナ-が提唱するビオディナミ(バイオダイナミック)農法に取り組むことを決めた。
この農法を取り入れた当初は、近隣の栽培家から無視されたり、非難されていたが、彼の決意は微動だにしなかった。
1983年頃から畑がよみがえり始め、豊かでエレガントなワインができるようになり、同業者たちも関心を持つようになってきた現在では、ビオディナミの中心的存在となっている。
「料理王国」誌のスタッフが2005年に独立創刊させた料理誌。創刊の経緯から「王国」への対抗意識は強く、ワイン特集号は取材力、写真など実に素晴らしい。売価が「通信」のほうが10円だけ高いのはシャレか?
ワインやワイン醸造家を紹介した誌紙の事。また料理専門誌もブームに乗ってワイン特集を組んでいる。ヴィノテーク、ワイン王国、ワイナート、リアル・ワイン・ガイド、料理王国、料理通信などの事。
第四次ワインブームの頃からワイン誌や料理誌が多く創刊されたのみならず一般週刊誌や女性誌までもがワイン特集をするようになった。「ブルータス」のワイン特集号は売り切れ続出した。ワインブームならぬ、ワイン誌ブームとも揶揄された。
これら誌紙の特集や取材などで「現地に行かないと飲めない」「主に地元で消費される優良な」ワインなどの情報が一気に市場に流入するようになった。その為、我が国にはほんの少量しか輸入されていない「幻」のワインを求めて、にわかファンたちのあてどない行脚が始まった。
フランスを中心に、ビオロジックで栽培している畑を認証し、推進させようとしている組織とその保証マークの事。
AB =アグリカルチャル・ビオロジック
EC = エコ・サール(エコロジ・サーティフイケート)
フランス、ローヌ地区のワイン「シャトーヌフ・ド・パプ」の略称。ワイン名は地域の名前でもあり、「法王の新しい城」を意味する。
1309年にフランス王がローマ教皇(当時のローマ法王)を屈服させ、教皇庁をローマからコンタ・ヴネサンにあるアヴィニヨンに移した。これが歴史に残る「アヴィニヨンの幽囚」である。その後、アヴィニヨン第ニ代目教皇ヨハネ22世が、そこから北に位置するこの村に避暑用の別荘を建築。地元ではこれを大歓迎し「シャトーヌフ・デュ・パプ=教皇の新しい城」と呼び親しみ、これが地名となり、ワインの名にもなった。
赤・白両方のワインがあるが、13種類のブドウ品種の使用が許可されており、すべてを遣う生産者や、ただ一種のみで造る生産者もあり、その味わいも玉石混交である。
信頼すべき生産者はドメーヌ・ペランの「シャトー・ボーカステル」、ジャック・レイノーの「シャトー・ラヤス」、大手では「シャプティエ」「ギガル」など。
「シャトーヌフ・ド・パプ」で抜きんでた品質を誇るドメーヌ・ジャック・レイノーが造るブランド。13種類すべてを使う「シャトー・ボーカステル」に対して、基本的に「グルナッシュ」のみで造る。
シャトー・ヌフ・デュ・パプの満点ワインとしても有名なシャトー・ラヤス ドメーヌ・ジャック・レイノーの現当主。エマニュエルは前オーナーで、ヌフ・パプの伝説的奇才と言われた故ジャック・レイノー氏の後を継いだ甥。ドメーヌとは別に個人所有の畑を持ち、廉価で高品質のビオロジックワインを生産・販売している。→詳しくはテラダ・ワイン・セレクションのページを参照
南フランスの各産地で栽培され主に他の品種とブレンドされる補助品種。シャトーヌフ・ド・パプの13品種に入っている白葡萄。ワインに花と蜂蜜の香りを与える。→テラダ・ワイン・セレクションのクレーレット使用ワインページを参照
バイオ・ロジスティックスのフランス語。
「商品名」「価格」を知らされずに、グラスのワインの色、香り、味わいなどから「価格」を当てるゲーム。提供した本人だけがニヤニヤしながら意見を聞くことができる。多くの場合当たっても賞品は無く「名誉」だけが与えられる。
フランス、ブルゴーニュ地区のワイン生産者「フィリップ・パカレ」のこと。自然派の父と呼ばれた「マルセル・ラピエール」の甥、「シャトー・ラヤスの元醸造長」「DRCの元所有者で、ドメーヌ・ルロワの当主であるルロワ女史の秘蔵っ子」「ロマネ・コンティの醸造長を断った男」等の形容詞でワイン通ならば必ず知っている人物。
「農薬や除草剤は、畑に生きる自然酵母を殺してしまうため使わない」
「化学肥料を使わない」
「完熟した健全な果実だけを使う」
「自然酵母を用いて発酵させる」
「醸造中にSO2を用いない」
これらの手法は近代的な醸造技術や栽培方法が発明されていなかった1950年代までは、誰もが行っていた手法である。しかし、より効率的で収益性の高い栽培・醸造法が開発されるとその技術は一気に広まり、古典的な技術を駆逐してしまった。しかしながら近年、より自然な栽培・醸造方法で、その土地のテロワールを忠実に表現したいと考える生産者が少しずつですが見られるようになった。
フィリップ・パカレはその自然派の代表ともいえる生産者の一人だ。
フランス・ブルゴーニュ地方、コート・ド・ニュイ地区にある村の名前でありワインの名前にもなっている。この地はワインの王と呼ばれる「シャンベルタン」を産み出す地域でもある。豊富なタンニンと酸が造りだす強さがジュヴレ・シャンベルタンの最大の長所。また貯蔵に使う樫樽との相性も良く、生産者によっていろいろなタイプが造られている。良質なジュヴレー・シャンベルタンは、グラスの底が見えないほど濃い色調、果実実が強く芳醇な香り、メリハリの利いた気品ある味わいの赤ワインとなる。→テラダ・ワイン・セレクション参照
歴史、逸話、知名度、希少性、高価格などでワインを知らない人でも知っている世界最高峰のワイン。ヴォーヌ・ロマネ村にある1.8ヘクタールの畑から造られ、味、香りなどすべての点で秀逸な赤ワイン。
ワインを構成する物質の中でも非常に重要な要素。ブドウ由来の天然要素や発酵から生じる物質で、酒石酸、りんご酸、乳酸などを指す。ワインの酸味を決定し、ワイン特有のバランスや細菌の繁殖を防ぐ役割を果たす。
ワイン専門誌「リアル・ワイン・ガイド」誌の略称。
かなりブルゴーニュに偏った紙面構成が特徴。たまにボルドー特集や安ワイン特集をやると販売部数がどっと増えるのに、頑固なブルゴーニュ・ファンの手前、何度もできないのでいつも「売上げ」に苦労している。またワインを大切に扱わない輸入業者やディスカウント・ストアなどの広告を掲載しないことでも有名。その為に次号の発行が危ぶまれる状況が常態化しており、ファンは発行されただけで安心して購入し、内容をよく読まない場合もある。
品川に本社を置く「寺田倉庫株式会社」。「トランクルーム」を定着させた会社であり、ワインや食に対する意識が高く「個人向けワインセラー」「プロ向け低温・低湿の保管・流通倉庫」の元祖として業界内での知名度は高い。
Weingut Hiedler オーストリアの醸造家、ルードヴィッヒ・ヒードラーのワイナリー。グリューナー・フェルトリナー、ピノ・グリなどをビオディナミを用いて素晴らしい白ワインに醸造する。
Gruner Veltliner オーストリアの代表的品種。フルーツからスパイスまで様々なニュアンスを持つ香り、透明緻密なミネラル感と、でしゃばりすぎない果実味、あくまで品の良いのびやかな酸味が特徴。
Nikolaihof オーストリア・ヴァッハウのワイナリー。リースリング、グリューナーなどから秀逸なワインを産み出す。1971年にワイン生産者としては初めてビオディナミ認証団体デメテールによる認証を受けた醸造所
Geyerhof ニーダーエスタライヒの醸造所。やはりグリューナー・フェルトリナーから濃厚な白ワインを産み出す。
桃のシロップ煮。果物系デザートの代表的存在。これが嫌いな女性には、まだ会ったことがない。
パプワ君とは関係ない。比喩を用いた修辞法でワインの香りを表現するときの言葉。パイナップルやマンゴー、パッション・フルーツやバナナなどの熟した香り。
おもに甘口や中辛口の白ワインの産出国で、我が国の輸入量は減少の一途をたどっている。モーゼルのしっかりした酸味、ラインガウのふくよかな味わいで30年前はフランスに次いで第二位だった。がんばれドイツワイン。
ホタルやジュンが飲んでいるワインではない。近藤的には欧州ではフランス(アルザスなど)以北の生産国を言う。我が国では緯度や気候から北海道などのワイン。
フランス・ソーテルヌやバルザックなどの貴腐ワイン、ドイツ、カナダなど遅摘みやアイスワインなど、糖度の高いワインをいう。デザートに合わせたり食後に一口飲むと幸せな気分に浸れる。
フランス・シャンパーニュ地方で生産されたスパークリング・ワインの事。モエ・エ・シャンドンやヴーブ・クリコなどの大手が圧倒的な市場を持っているが、近年はRMと呼ばれる小規模栽培者兼醸造家のシャンパーニュが人気。
アメリカ・カリフォルニア州ナパ郡の生産地。知名度のある生産者のほとんどがこの地にブドウ畑を持つ。ヨウントヴィル、オークヴィル、ラザフォード、セント・ヘレナと北上する国道29号線は、まるで銀座通りのように有名ブランドが並んでいる。
不動産やホテル経営で財を成した親日派のオーナー。現在ヴァイン・クリフ・ワイナリーのオーナーとして情熱を注ぐ。ワイナリーは長男ロブが運営して、カベルネ・ソーヴィニヨンなど、オークションで高値が付く高級ワインを産出している。
ワインの外観表現で最大級の賛辞。赤でも白でも使える便利な言葉でもある。
Chardonnay 白ワインの国際的な品種。辛口のシャブリや白の最高峰モンラッシェ、シャンパーニュの原料として、また辛口のシャブリなど様々な味わいのワインになる。新世界などでは樽を利かせたボリュームのあるワインとなる。
Semillon 南西フランス出身の黄金色の葡萄品種。この葡萄は果皮が薄く貴腐菌が繁殖しやすいので、ボルドー、ソーテルヌの素晴らしい甘口ワインの原料として重要な位置を占めている。最近は辛口ワインの需要が高くなり、斜陽の品種になってきている。
1885年にフランス・ボルドーで発見された塩基性硫酸銅カルシウムが有効成分の殺虫剤。生石灰と硫酸銅から作られる古典的農薬で、化学薬品にとって代わられたが、近年環境保護の視点から見直されている。
1976年、スティーヴン・スパリエによって開催されたフランスの名醸ワイン対カリフォルニア新興ワインの対決、いわゆる「パリ試飲会」で白ワインのトップを獲ったカリフォルニアの醸造所。
パリ試飲会で勝ったシャトー・モンテリーナのシャルドネを作ったのがクロアチア出身のマイク・ガーギッチ。「キング・オブ・シャルドネ」と呼ばれているが実はカベルネも凄い!現在は自身のワイナリーのオーナー。
アレクサンドル・デュマをして「脱帽して、ひざまづいて飲むべし」と言わしめた、ブルゴーニュ産白ワイン。有名評論家曰く「この世に存在するワインの中で最も凝縮感があり、蜂蜜をかけたかのようなお手本のワイン」DRCのモンラッシェ1978がNYのオークションで、一本300万円で落札されたとか・・
Cabernet Sauvignon
ボルドーのメドック地域のワインを代表する品種で、おそらく世界で最高の赤ワイン用品種だといえるだろう。気候が寒すぎない限り、世界中どの産地でもよく育ち、フランスの特定の地域やカリフォルニアのナパヴァレーでは、驚くほど重厚で複雑味溢れるワインを生産している。カベルネ・ソーヴィニヨンはメルロ、カベルネ・フラン、またはプティ・ヴェルドとブレンドすることにより、さらに特性と複雑味が増し、タンニンを和らげるという説に対し、カリフォルニアでは、ブレンドすることなく単一だけでも充分にその個性を発揮すると主張する生産者もいる。典型的なカベルネの風味は、カシスのような色の濃い果実。構成のしっかりしたミディアムからフルボディに仕上がった凝縮されたカベルネは最上といわれる。カベルネはそのほとんどがオーク樽で少なくとも1年以上は熟成され、瓶詰め後も数年は熟成を続ける。偉大な、フランスのメドック産のカベルネ主体のワインは15年以上のボトル熟成が可能。
Grenache スペイン原産の品種で、たくましく、乾燥に強いため、地中海地方全域で栽培されている葡萄。スペインから南フランスに広がって、19世紀までにはラングドック、ローヌに拡大。オーストラリアやカリフォルニアでも生産する。ワインは濃い色調と華やかな香りで長期熟成に対応する。
Cinsaut フランス、ラングドック&ルーション、プロヴァンスなどフランス西南地方で多く栽培される黒ブドウ。フルーティな赤や、軽快なロゼワインの原料となる。
Counoise フランス、南部地区の補助品種。単独アペラシオンではシャトーヌフ・デュ・パフ専用。クルミ、シナモン、ピーマンなどの風味をもたらすとされる。
フランスのかなりマイナーな品種。これから勉強します(著者)
日本ソムリエ協会が主催する「ソムリエ」「ワインアドバイザー」「ワインエキスパート」の呼称資格認定試験。ワインやブドウの知識、衛生面、原価計算など専門分野に加え、新しいワイン産地が増える事で問題量も多くなり、合格するには本格的に勉強する必要がある。
カベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネなど、世界各地で生産する「国際品種」に対し、気候や自然環境、栽培法などの問題で特定の地域でしか生産しないブドウ品種の事。イタリア・ウンブリアのサグランティーノ、フランス・ガイヤックのラン・ド・レルなど
Appellation d'Origine Controle フランスの原産地統制呼称制度。良質のブドウ栽培地区を指定するシステムで、他国でも品質保証の基準として導入されている。AOC地区でのワイン生産はブドウ品種、熟成度、アルコール度、生産量、栽培方法や醸造方法に到るまで厳しく規制されている。
小ぶりで甘みの強いフルーツトマトの「中玉」サイズのもの。様々な用途があり、特に若い女性に人気。糖度を上げるための栽培方法からか、高いのが玉に瑕。
タンクの底に貯まった沈殿物(死んだ酵母菌を核にしてタンニンや色素が付着した微細な塊からできている)とワインを分ける醸造工程。一般的にはホースを使って一つのタンクから別のタンクへ移す。樽の場合はワインの液体に卵白を入れて沈める方法も。これを行わないと、製品ボトルの中にも澱が残る。
ワインの香りを花の香りに例える表現法。 赤ワインの場合はスミレ、バラなど、白ワインの場合はライラック、ユリ、バラ、カモミール、菩提樹、キンモクセイなどが良く使われる。
ワインの香りやニュアンスを果物に例える表現法。赤ワインでは、カラント、ブラックカラントなどスグリ系、ラズベリー、カシス、フランボワーズ、クランベリー、ブルーベリー、ストロベリーなど、白ワインではライム、レモン、グレープ・フルーツ、リンゴ、洋ナシ、黄桃、アプリコット、パイナップル、マンゴー、パッション・フルーツなど。
直訳は自分の家のワイン。もちろんその意味もあるが、一般的にはレストランやワインバーなどでグラスでもボトルでも供給する一番標準的なワイン。これが旨ければリストのワインは全部旨いはず?
「ハレとケ」の「ケ」のワイン。家庭の惣菜に合わせ自宅で毎日気取らずに抜栓できるワイン。大抵はワインセラーでなく、冷蔵庫に入っている。
ボルドーで有名な伝統的な品種。カベルネ・ソーヴィニヨンの次に高い評価を誇る。ボルドーブレンドでは最も有名な品種で、特にサン・テミリオンやポムロールには3分の2がこの品種を使用している。新鮮でフルーティな特徴を持ち、カベルネ・ソーヴィニヨンよりもタンニンが少なく飲みやすいワイン。イタリア、特に北部で愛される品種でもあり、米国、ニュージーランド、オーストラリアでも人気が高い。
ワインの外観、特に色調を表現する言葉のひとつ。赤ワインの素晴らしい色調を表すのに、ルビー、ガーネットが多く使われる。「深みのあるルビー」など。
フランス・ボルドー地方・ドルドーニュ河の右岸、サン・テミリオンやポムロールなどを指す。対語の左岸は、古くから名醸と呼ばれたメドック地区やマルゴー地区があるガロンヌ河左岸の事。その間はアントル・ドゥ・メール(二つの海≒大河の間)になる。
アメリカのKマートあたりで、安いカベルネ・ソーヴィニヨンに少量のシラーとメルロを加え「オーク材のチップ」をタンクに浸けこみ、一定期間の熟成を行った9.88ドルのワインを購入、「いいワイン入手したよ。なんだと思う?」とブラインドでやれば、半分の飲み手はナパ・ヴァレーの高級ブランドと間違えるぞ。
ワインは気象や日照量によって出来、不出来が左右される。ヨーロッパは年ごとに気象の変動が大きくあり、毎年同じレベルの優れたワインを造る事は難しい。一般的には気候の善し悪しがそのまま質の浮き沈みとなるが、ワイナリーによっては優秀な醸造技術でその差を少なくできる。
メルロと少量のカベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランから造られるポムロールの歴史的な名醸。今は亡きジャン・ミッシェル・アルコートと友人だったミッシェル・ロランが築き上げた傑作ワイン。
カベルネ・フランとメルロ、そして少量のカベルネ・ソーヴィニヨンから造られるサン・テミリオンのグラン・ヴァン。元はフィジャックの一部だったが独立、「アンリ四世」のサン・テミリオン行幸の際に「白い馬Cheval Blanc」に乗ってきた、という伝説から命名。
ワインの香りやニュアンスを例える表現法のひとつ。熟成したワインに対してつかわれる場合が多い。バナナ、アプリコット、プラム、イチジク、プルーンのドライフルーツなど。
ワインの香りやニュアンスを例える表現法のひとつ。黒砂糖やバタースカッチなどと同様にカラメル系に属する香り。どちらかといえば熟成ワインが持つ香りだが、良質の若い赤ワインも持っている。
昔は死活問題といえば天候や天候不順からくる病虫害により、収穫量が減ってしまう事が多かったが、現在ではパーカーさんのつけるポイントが89点か90点かが、ワイナリーにとって死活問題になっているとか。
「じょこう」と読む。ワインの醸造工程のひとつで一般的に白ワインに用いる。 収穫したブドウの房を、果実と茎(果梗)に分ける作業。余分な除梗をしないで、よりタンニンや酸を多く与えることもある。
日本酒の用語。しかしワインも通常は大きな木桶、あるいはコンクリート発酵槽で発酵を行う。そのため、一醸造ロットを「一桶」と呼ぶ場合がある。
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