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![]() 葡萄は温暖な気候を好んで生育する植物で、世界中に分布していますが、良いワインをつくる葡萄となると条件が限られてき ます。 世界の有名ワインは平均年間気温が10℃〜20℃の間の、夏に十分な日照が保証されるような地域に集まっています。 経度でいえば北緯30度〜50度の間、南緯30度〜40度の間に含まれます。 さらに、良い葡萄の育成には十分な日照のほかに、局部的な気候条件や地形が大きく関係します。 また育成時の多雨や多湿は、いたずらに枝の生長を招き、病気も発生しやすくなるので好ましいことではありません。 水はけよい地形や土壌が求められるのです。こうした要素が絡まり合ってしかもその土地に適した葡萄の品種や栽培法のもとに、それぞれ個性のあるワインが生み出されているのです。 世界のワイン地図は年々塗り替えられています。かつてはヨーロッパの酩醸地が中心で、その土地で育った品種でつくったワインが主流を占めていました。 しかし、最近では各国でヨーロッパ種の葡萄の導入、あるいはそれらをもとにした品種改良が盛んに行われており、個性的でしかも質の高いワインが続々と 誕生しています。 中には、カリフォルニアやオーストラリア、チリあるいは日本に匹敵する評価を得ているものもあるほどです。 |

