【生産者情報】
「何かをよくしようと思ったら、それは愛によってのみ可能だ」。現代アルザスワインの頂点を極めるジャン・ミッシェル・ダイス氏は言います。
アルザスに初めて「テロワール」の概念を持ち込んで大論争を巻き起こし、遂にはAOC法の改正(ラベルに品種名を表記しなくてもよくなったこと等々)を成し遂げた、信念の男。現在も彼が昔から提唱する、「畑の個性に基づく“プルミエクリュ”」を実現させるべく運動を続けています。
「ぶどうの樹は、自ら養分を求めて根を土中に伸ばします。この土中深くにあるものがその土地のテロワールです。ここは気候の影響もほとんど受けません。根が地表に留まると気候の影響をモロに受け、土地の個性は失われてしまいます。僕のワインは、例えば酷暑だった2003年も、濃さは例年と変わりませんでした。ビオディナミも、このテロワールを引き出すための手段に過ぎません。」
「また今日、アルザスのほとんどの畑で同じクローンばかりが植えられるようになりました。その結果、どのワインを飲んでもクローンの個性の味しかしなくなりました。アルザスの土壌は、太古の地殻変動に由来する極めて複雑で多様なものです。個々の土地の強烈な個性をそのままワインに表現することが、僕の人生です」。
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・所在村
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Bergheim (ベルグハイム)
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・所有畑面積
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27ha
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・ドメーヌ継承年
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1975年
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・栽培における特記事項
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1997年からビオディナミ開始。ECOCERT認証。クローン樹を極力使用しない。
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・醸造における特記事項
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天然酵母のみで発酵。ピノ系品種以外はマロラクティック発酵は行わない。赤は木製開放槽、白は大樽で発酵。シュール・リー熟成
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・販売先
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輸出70%、フランス国内30%(ミシュラン3つ星約15店を含む約300軒のレストラン、パリを中心とする約40軒のワインショップ)
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